新しいことを学べる楽しさがいっぱい
仕事もプライベートも充実できる環境です

これまで機械メーカーというと、女性が活躍するとは思われづらいイメージもありましたが、当社では現在、多くの女性社員が活躍しています。 当社で働く女性社員3名に集まってもらい、会社に入ったきっかけや仕事内容、働く環境について話をうかがいました。性別関係なく、仕事にプライベートに充実する彼女たちの話をぜひお読みください。

  • 松本祥子
    運搬機械設計グループ
    2018年入社
  • 黒澤陽子
    三井三池製作所エンジニアリング
    2019年入社
  • 益田千春
    運搬機械設計グループ
    2023年入社
    (2006年グループ会社入社)

三井三池製作所に入社した
きっかけを教えてください

私は前職でWebデザインの仕事をしていたのですが、子育てもあって、夫の勤務地や実家の近くで仕事をする必要を感じ、そうした条件に合っている当社への転職を志望しました。もともと理系の出身なので、機械設計という仕事に興味が湧いたというのもありますね。
これまでは接客業や一般事務の仕事をしてきたのですが、CADを使う仕事に興味が湧いてきて当社への入社を志望するようになりました。派遣社員での入職を経て正社員になった2019年からは一般職として働き、転換試験を経て2022年から総合職として設計の仕事を行っています。
私は職業訓練校の先生より勧められて面接を受けました。当時、聞いたこともないようなすごい機械を作っている会社だと知って、この会社で働いてみたいなあと思った記憶はあります。その後は三井三池製作所エンジニアリングというグループ会社で設計補助の仕事をしていましたが、黒澤さんと同じで転換試験を受けて、今年から総合職として設計のお仕事をしています。

現在の仕事内容は?

私と益田さんが所属している運搬機械設計グループは、発電所や製鉄所等で使用される原材料の運搬を行う荷役運搬機械の設計や見積作成を担当しています。そこでCADを利用して、営業担当者から伝えられるお客様の要望に沿って機械の設計を行うのが私たちの役割です。
私は今まで工業系の学習に触れたことがなく、今は設計を任されるようになったばかりの立場なので、設計やCADの勉強をしながら、図面の作成や修正を行っています。先日、先輩と出張に行った際に当社の機械が搭載された大型機械を実際に目にすることができて、これから自分がどんな機械を作っていくのかなとわくわくしています。
私もお二人と同じく設計の仕事ですが、私の所属部署では特に運搬機械など特定することなく、さまざまな機械の設計や強度計算などを行っています。その中で私は減速機の担当として、減速機製造の詳細計画の立案や他グループから依頼された図面を作成する仕事を担当しています。

仕事のやりがいはどこに感じる?

ほんとうに設計者としてはまだまだなんですが、難しいながらも、設計図などについての勉強できるのは、新たにスキルアップさせていただけている感じがして、やりがいがありますね。今は図面を見ながら、自分がどんな仕事をしていけるのかなとわくわくしています!
わくわくはありますよね。私も自分が一から担当して計画したものが、実際にでき上がっていく過程を見ることができることには醍醐味を感じます。また、私が直接の担当ではないお客様から連絡をいただくこともあって、そんな時には「信頼してもらえているんだな」とうれしくなります。私も普通高校出身で機械の設計には縁がなかったので、学ぶことが非常に多くて充実しています。
私は理系の出身で基礎的な用語に馴染みはありましたが、それでもやはりお二人と同じように機械の設計にはあまり繋がらない勉強をしてきたので、オンライン講習など会社がサポートしてくれる学習機会で学ぶほど、新しい発見があったり身につけた知識を実務で活かせたりすることにやりがいを感じます。図面を見たことすらなかった私が、今ではCADを操作しながら3Dモデルの作成をしているので、すごいなあと(笑)。

仕事の上で大変なことは?

設計上問題がなくても、製造や組立の工程で問題が発生してうまくいかないということが起こることがあります。大きいものになると、組み立て方を変える必要が出てくるなど製造工程にもかなりの影響を及ぼすので、私たち設計者では分からない技術的な部分は、できるだけ現場の方に直接教えてもらうようにしています。
今、黒澤さんがお話しになったような部分も含めてですが、経験を積むことが大変ですね。私の所属部署では、担当業務を一つ終えるのにだいたい1年、長いと2〜3年かかります。そのため、案件全体を通じた経験を身につけるのにはどうしても時間がかかってしまうので、なるべく周りの方の経験談を聞いたりして、自分の経験をカバーするように心がけています。
私はまだ自分の案件で納品まで至ったケースがないのですが、その前段階として機械の細かな構造への理解が足りなかったりするので、なるべく過去の図面を見たり、オンライン講習を受けたりして、知識をたくさん身につけようと努力しています。

女性が働く環境や仕事と
プライベートのバランスはどうですか?

周りの女性社員の方もそうですが、当社には看護休暇があり、子どもの急な病気などでもみなさん制度を利用しているので心強いですね。特に私は入社してすぐの年休が少なかった頃に幼い子どもが2人いたので、育児に関する色々な休暇制度を利用できて助かりました。
仕事の内容も一人ひとりに裁量が与えられて、期限までにしっかりやることをやれば良いというスタイルなので、しっかり自分の仕事をコントロールしながらとっさの事態に備えられるのはありがたいですよね。
出産育児を経た方も職場に戻ってくるのが当たり前でみなさん活躍されているので、「戻ってきたい」と思える職場なんですよね。ここ数年は積極的に女性を採用しているのか、人数も増えてきましたし、男女関係なく力を発揮しやすい職場だと感じています。
今、総合職の女性は24、5人いるのかな。もっと増えていって、管理職も女性が増えるといいですね。ぜひ松本さんあたりに前例を作っていただいて(笑)。
いやいやいや(笑)。でも、たしかに家庭での家事も会社での仕事も男女関係ないし、当社は家庭と仕事を両立しやすい環境が整っているから、育児だけじゃなくて介護しながらとか働きやすさがもっと浸透していくといいですね。
もちろん一定の私用外出も有給で、私も子育てとかではないけれど、引っ越しでの役所の手続きとか通院とかに使えてすごく助かりました。本当に家庭と仕事が両立しやすい環境だと思います。

今後の目標やこの記事を
見ている方へのメッセージを

自分はなんとなく「流れ」でこの会社に入った感じはありますが、それでもここにはやりたい仕事がありましたし、それでお給料をいただいてプライベートを充実させることもできています。趣味を仕事にと考えすぎるのではなく、何も知らずに会社に飛び込んでみるのもよいものだなと思います。私自身、これからはもっと勉強して、資格取得や3D-CADにも挑戦してみたいと考えています。
私の場合は正社員になって周囲を見渡したら、工業系や理系の出身の方が多くて、普通高校出身は私だけでした。たしかにゼロから勉強するのは最初恥ずかしかったですけど、人並みの知識は持たなくちゃと思って頑張ったら、すごく仕事が楽しくなっていきました。理系出身じゃなくても仕事が楽しめる会社ですし、すごく成長機会があるので、私ももっともっとスキルアップしていきたいですね。
ほとんど2人に言われてしまいました(笑)。自分も会社を選んだ動機は、まず地域があって、待遇があって、その先に興味が持てる仕事内容という感じでしたが、いざ転職してきてみたら、前の会社とは違って福利厚生が整っていて、とても働きやすい会社に入社できたなと(笑)。やってみたいことがあれば、業務時間に「勉強していいよ」と言われることもありますし、一般職からのキャリアアップ制度が整った会社なので、多くの人に来てもらえたらうれしいなと思います。