電動機

三井の電動機の歴史は意外と古く、炭鉱用機械の電動機として明治43年ころには本格的に製作を開始しており、現在までに7万台近くの実績があります。主に当社の製品と組み合わせて使用してきましたが、15年程前から社外にも販売を開始し、その高い実績に裏打ちされた信頼性により、市場から高い評価を頂いています。
商品の育った経歴から、汎用品でない特殊品に特化していますので、機能、特性、形状、雰囲気等、汎用品では満足できないお客様のニーズに合った最適な電動機を提供いたします。

三井の電動機ラインナップ

低始動電流・高効率電動機 −三重かご形電動機−

三重かご電動機

「三重かご形電動機」はJIS規定以上の高効率で、かつ低始動電流(約4倍)を達成しています。 始動装置の簡略化や直入れ始動を行うことでトランス容量、発電機容量を削減し設備コストの削減が可能となります。 ランニングコストや環境負荷(CO2排出)の削減にも貢献します。
他にもさまざまなトルク特性を作り出すことが出来ますので、用途に適合した特性でライフサイクルコストを最小にすることが出来ます。

三重かご形とは

かご形誘導電動機の一種です。名前の由来である回転子(ロータ)が三重の構造になっているのが特徴です。3つのバーの材質・形状を変えることにより様々な特性を作り出します。
外形寸法は一般的な電動機と変わりませんので、既設品でも、そのまま交換可能です。

省エネルギー

三重かご形電動機はJIS C 4212「高効率低圧三相かご形誘導電動機」の効率値をクリアしています(省エネ法 管理指定工場等)。
三重かご形電動機の使用により、省エネおよびランニングコスト低減が可能です。

給配電設備容量の小型化

三重かご形電動機は始動電流は定格電流の約4倍と、一般的な電動機の6〜10倍に比べ大幅に小さくできます。それにより、直入れ始動が可能となり始動装置(コンドルファ、リアクトル等)が不要となります。また発電機容量も小さくできるため初期設備投資を抑えることが可能です。
実績では400kw8P高圧電動機の直入れ始動も行っています。

その他の特長

他にも、低始動電流タイプだけでなくフラットなトルク特性や2乗逓減トルク負荷の高効率などお客様の要望に合わせて多種多様な特性を作り出すことができます。

主な用途

トンネル換気設備のファン、水処理場のポンプなど稼働率の高い場所で使用されています。又、高圧の6000Vや3000V級の電動機の実績もあります。

水冷電動機

水冷電動機

「水冷電動機」は電動機のフレーム又はロータの水路に水を通すことで電動機を冷却しており、コンパクトで大出力、低騒音を可能にします。

コンパクト・大出力

水による冷却は空気によるものに比べ50〜100倍の冷却効果があり、水冷電動機は全閉外扇型(空冷)と比較すると体積比で約50%になります。
空冷電動機と同じ出力でも、よりコンパクトな電動機が可能となります。

低騒音

一般的な空冷電動機と違い、騒音の元となる外部冷却ファンを必要としないため、水冷電動機は騒音値70ホン以下の低騒音電動機が製作できます。

主な用途

トンネルなどを掘削するシールドマシンやTBM、カッタ用として広く使用されています。

その他電動機

多様な特殊用途電動機を製作しております。
以下に一例をご紹介します。

電動機の種類 用途 外観
低始動電流、高効率電動機、開放防滴型、全閉外扇型、空冷型 ポンプ、ファン、ブロワ、送排風機
水冷電動機 シールド掘削機
水中電動機(乾式、油封式) 水中ポンプ、水中掘削機
圧力容器型耐圧電動機(内圧FV〜3MPa)水冷型 真空炉ファン
一般電動機、全閉外扇型 ミキサー、掘削機、油圧電動機、コンベア、荷役運搬機械、シュレッダー、天井クレーン、ゲートポンプ
インバータ電動機(定トルク、低出力)空冷型、水冷型 シールド掘削機、カッタ、削岩機、振動杭打機、混合機、粉砕機、造粒機、攪拌機、スクリューコンベア、巻上機ウインチ、ホイスト
防爆電動機、空冷型 防爆電動機

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