掘削機械
ロードヘッダ
岩や鉱物を掘削する機械です。
概要
切削チップが配列された半球形のドラムを回転させながらクローラによって自走し、岩盤や鉱物を縦横無尽に掘削する機械です。ドラムは機体前部のブームの先端に搭載されており、上下左右に振り、前後に伸縮可能です。
自由断面掘削機とも称されます。
特長
Feature 01世界のトップメーカー
当社は累計600台以上のロードヘッダを製作、販売し、世界のトップメーカーとして確固たる地位を築いています。
Feature 02高度な掘削技術
当社は1966年に国内初号機となるロードヘッダS40型を開発しました。以降、現在に至るまでの確かな実績と経験、日々の技術革新による高度な掘削技術を用いて、さまざまな用途、立地条件、環境下での掘削作業に対応し、ご期待にお応えします。
Feature 03さまざまな用途で活躍
道路トンネル、鉄道トンネル、ダム導水路トンネルなど、世界各地のさまざまなインフラ設備建設の現場で、用途に合わせて活躍しています。
ラインアップ
SLB-350S型(全断面用)
SLB-350S型ロードヘッダは軟岩における大容量高速掘削から中硬岩における強力な掘削まで可能としており、高能率なトンネル掘削を実現できます。切削動力は国内最大の350/350kW定出力型2速切換式電動機を採用しています。
全長 | 約16.6m | 最大切削高さ | 8.8m |
---|---|---|---|
全高 | 約4.8m | 最大切削幅 | 8.8m |
全幅(クローラ幅) | 約3.4m(3.2m) | 下盤掘削深さ | 0.45m |
設備重量 | 約113t | 切削動力 | 350/350kW-4/6P |
SLB-300S型(全断面・上半断面両用)
SLB-300S型ロードヘッダは軟岩から中硬岩までの広範囲の岩質に適用。切削能力は国内最大級の300kW2速切替電動機を採用しています。機体がスリムで上半断面にも使用可能です。
全長 | 約14.0m | 最大切削高さ | 8.8m |
---|---|---|---|
全高 | 約4.8m | 最大切削幅 | 8.3m |
全幅(クローラ幅) | 約3.2m(3.2m) | 下盤掘削深さ | 0.45m |
設備重量 | 約95t | 切削動力 | 300/200kW-4/6P |
MRH-S200型(上半断面用)
軟岩から中硬岩までの広範囲の岩質に適用。切削動力は200kW2速切替電動機を採用しています。
全長 | 約12.1m | 最大切削高さ | 7.0m |
---|---|---|---|
全高 | 約3.85m | 最大切削幅 | 7.2m |
全幅(クローラ幅) | 約2.9m(2.6m) | 下盤掘削深さ | 約0.42m |
設備重量 | 約53t | 切削動力 | 200/110kW-4/8P |
MRH-S65型(小断面用)
軟岩の岩質に適用。15m2以下の小断面でも使用可能です。土砂搬出用の積込装置を備えております。切削動力は65kW電動機を採用しています。
全長 | 約11.3m | 最大切削高さ | 3.8m |
---|---|---|---|
全高 | 1.5m | 最大切削幅 | 4.2m |
全幅(クローラ幅) | 2.8m(1.8m) | 下盤掘削深さ | 0.25m |
設備重量 | 約20t | 切削動力 | 65kW-4P |