原動機
電動機/発電機
100年の実績に裏付けされた確かな技術力によって、多様化するニーズに対応しオーダーメイドでご要望に応える電動機と発電機です。
概要
当社は1910年に第1号の電動機を製作しました。それから100年余りの間、鉱山機械から派生した運搬機械、掘削機械、建設機械およびファンやポンプなどのさまざまな分野で多くの実績を築いております。近年では環境負荷低減の取り組みにも力を入れており、省エネ基準をクリアしたトップランナーモータや、グリーンエネルギーとして注目されている小水力発電システム用の発電機を開発し、CO2排出量の削減などによる持続的に発展できる豊かな社会づくりに貢献しています。
特長
Feature 01トップランナーモータ×低始動電流
当社ではIE3効率規格を満足しながら、当社独自の三重かご形技術によって低始動電流を実現しており、従来であれば始動補償器が必要な場面でも直入れ始動を可能とし、受電側の機器の大幅なコスト削減と、高効率による省エネ効果によりCO2排出量の削減を可能としています。また、既設の汎用モータからIE3モータへの更新も受電側の設備変更なしで置き換え可能です。
Feature 02負荷に合わせた最適なトルク設定
モータを使用する機器によって、負荷のトルクはさまざまです。ファンやポンプのような逓減トルクからコンベヤのような一定トルク、掘削機械のような強負荷トルクなど、お客様のニーズに合わせた最適な出力・トルクの提案を行い機器全体としての最適化・省容量化が可能となることで設備全体のコスト削減につながります。
Feature 03多種多様な機種に対応
鉱山機械に由来する技術を生かしたさまざまな環境・仕様・形状での製作実績があります。
汎用では仕様達成が困難なものでも、目的・用途に合わせて専用仕様で製作が可能です。
Feature 04受電側の機器の省容量化
始動電流は定格電流の約4倍と一般電動機の6~8倍に比べ大幅に小さくできます。これにより次の点で省資源を図りイニシャルコストを低減させることができます。
- 給配電設備の容量を抑える
- 既設の設備でもモータの出力アップが可能となる
- 減電圧法(コンドルファ・リアクトル)による始動方法が不要、装置をコンパクトに
- 始動電流が低いため、長距離配線などの配線ケーブルサイズを縮小
- 始動装置を使用すれば、巻線型と同等の始動電流を2倍前後にできる
- 低始動電流によりフリッカ対策に有利となる
発電機
河川の水など、自然エネルギーから電力を作り出すための発電機を製作しています。当社の発電機は河川の持つエネルギーや建屋の環境に合わせて発電所毎に専用設計で製作しており、高効率かつ高い力率での運転が可能です。
製作事例
電動機
発電機
地方公共団体等への納入
当社の電動機の「低始動電流」・「JIS規格以上の超高効率」という特性は、始動盤が不要となり建設費用(機器費・電気室面積)を抑えるだけでなくランニングコストの削減も合わせて実現できるため、大幅なコスト削減が可能となります。
また、CO2排出量を削減し、環境負荷を低減できるため、CO2排出総量削減の取り組みを実施している自治体から多数採用されております。