ベルトコンベヤ設備
パイプコンベヤ
落紛や粉じん飛散などを防止するために、ベルトをパイプ状に丸めてバラ物を搬送するコンベヤです。
概要
パイプコンベヤはベルトを丸めた構造で、落紛や粉じん飛散を防止します。またコンベヤを3次元に曲げて配置計画することができるため敷地に合わせて自由なレイアウト構成が可能となります。
用途 | 落紛や粉じん飛散が想定される取扱物の搬送または3次元に曲げての搬送 | 取扱物 | 石炭、石油コークス、石灰石、木質チップ、水砕、RPF |
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納入台数 | 75台 | 能力 | 最大能力 1,800t/h 最大機長 1,603m |
特長
Feature 01ローラー長寿命、ベルト損傷防止
ローラーパネルに対し、互い違いにローラーを配置しているため、通常ローラーに比べて、径の大きなローラーを採用でき、ローラーの寿命が長くなります。また、本配置によりベルト耳部の噛みこみも防止します。
Feature 02落粉防止(リターンパイプ化)
リターン側をパイプ化することで、落粉量が少なくなり、清掃作業の軽減につながります。
Feature 03フレキシブルなレイアウト
3次元の曲線によるフレキシブルなレイアウトができるため、限られた敷地にも自由度の高い配置が可能です。
- 平ベルトコンベヤからパイプコンベヤへの改造が可能
- 採用部品は互換性の高いJIS規格品を採用