屋内貯蔵システム
MDM-TR 方式サイロ貯蔵システム
大型サイロ向けの貯蔵システム。火力発電所に多く採用されており、日本国内ではトップシェアを誇ります。
概要
大容量のサイロに石炭・石灰石などを貯蔵する際に用いられる貯蔵システムです。MDM-TR方式払出装置が走行しながら2~6枚の羽根を回転させ、取扱物を切出し下部コンベヤへ払出します。
用途 | 石炭などの大量貯蔵 | 取扱物 | 石炭・石灰石、PKSなど |
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納入実績 | 16件(国内・海外発電所など) | 能力 | サイロ容量 30,000~100,000t 払出能力 280~2,000t/h |
特長
Feature 01大容量貯蔵対応
サイロ1基あたり100,000tの貯蔵も可能です。屋外貯蔵方式などに比べて積付け効率に優れるサイロ貯蔵方式のため、省スペースで大容量の貯蔵を実現します。
Feature 02異種燃料混合が容易
MDM-TR方式払出装置は複数のサイロにまたがって払出しを行うため、混炭ビンなどの追加の設備を用意することなく、下流コンベヤ上で各サイロ内取扱物の混合が可能です。
Feature 03火力発電所用サイロシェアNo.1
大型石炭火力発電所用の屋内貯蔵システムとして当社MDM-TR方式は多くの国内電力会社に採用されています。
- 先入先出運転をするため、滞留が無く自然発火が起こりにくい
- 密閉性に優れ、粉塵の飛散を防止するエコ構造
- 省力化に貢献する自動運転システムを構築
- 取扱物や貯蔵容量から最適のサイロシステムを提案